作品タイトル:いただきます
撮影:安藤 すみれ
この作品は、学校で農業を学んでいる事と、趣味で動物のフィギュアを集めていた事の2つから思いつきました。
私達の生活は動物と深く密接した関係にあり、ペットや動物園、医療や災害の現場など色々な場面で動物達を使用しています。
しかし、その中でも特に一番重要なのは、私達は動物達の命をいただいて生きているという事です。毎日沢山の動物達の命が失われる中、その命をいただく事で生きていると言ってもおかしくはありません。動物達がいなければ、私達の生活は成り立たないとすら私は思っています。
今回は私のイメージで表現をしてみましたが、この作品をみて私達が多くの動物達の命をいただいて生活をしているという事を、心の片隅にでも思い続けていただけるととても嬉しいです。
私は普段手持ち撮影が多いため、あまり三脚は使用しません。その為、今回の撮影では全ての撮影で三脚を使用してみました。それによって、静止している写真にも動きや迫力を出す事ができ、新しい表現方法を見つける事ができました。
また、手持ちよりもフィギュアの配置や露出、絞りを細かく考えるようになり、普段の撮影よりも一枚一枚を大切にしながら撮影をする事ができました。
これからも、積極的に三脚等を使用する事によって、自分の表現の幅を増やして行きたいと思います。
【撮影者】
安藤すみれ
宮城県柴田農林高等学校写真部3年
写真甲子園2011/2012出場
2013全国高等学校総合文化祭(長崎大会)写真部門出展
【使用機材】
カメラ
レンズ
Canon EF-18-135mm F3.5-5.6 IS
三脚
マンフロット PIXI ミニ三脚
マンフロット Befree MKBFRA4-BH
*2014年1月は、twitterで交流のできた、宮城県柴田農林高等学校の写真部に所属する、高校生フォトグラファーの連載となります。作品を作るにあたり、マンフロットの製品を使用していただいています。
宮城県柴田農林高等学校写真部:
全国高等学校総合文化祭、写真甲子園に何度も出場経験のある、 写真部。
仙台宮城デスティネーションキャンペーンの一環として「柴農写真部移動写真館」では「おおが わら桜まつり」会場での写真プレゼントの活動をしたり、埼玉栄高校写真部との「高校写真部による東日本大震災復興応援プロジェクト」の主催や「みちのく応援団」の震災復興支援のカレンダー作成プロジェクトへの参加など、社会的な活動も活発。
Twitter: @sbnpc
高校写真部による東日本大震災復興応援プロジェクト:https://www.facebook.com/yell4japan
みちのく応援団東日本大震災復興支援チャリティーカレンダー:http://www.daishinsha.co.jp/charity/