01.08.2014

あなたのiPhoneでシャープな写真を撮影する7つのヒント

01.08.2014

あなたのiPhoneでシャープな写真を撮影する7つのヒント

あなたのiPhoneでな写真を撮影する7つのヒント

ブレは、iPhoneでの写真撮影時に誰もが経験する共通の問題の1つでしょう。でも、自分の写真のブレの主な原因を理解すれば、ブレブレの写真を撮影するのを回避することもかなり簡単になるでしょう。
この記事では、どんな光の状態でも、iPhoneを使ってよりシャープな写真を撮影できるシンプルで効果的なテクニックをご説明します。

あなたのiPhoneでシャープな写真を撮影する7つのヒント

1. 被写体にピントを合わせる

ピント合わせが上手くないことが、ブレた写真になってしまう、最も共通する理由の1つであり、ピント合わせの問題は、どんな光のコンディションでも、写真に影響します。ほかの多くの人と同様に、おそらくオートフォーカスにピント合わせを頼ってしまっているのではないでしょうか。多くの場合、これで機能はするのです。

あなたのiPhoneでシャープな写真を撮影する7つのヒント

しかしながら、オートフォーカスにがっかりさせられることもあり、上のような写真と同様な結果に終わってしまうこともあるでしょう。最善の結果を得るために、ピント合わせは手動で行うべきであり、付属のデフォルトのカメラアプリでスクリーンをタップするだけで、できるのです。

あなたのiPhoneでシャープな写真を撮影する7つのヒント

この例では、iPhoneはピント(と露出)を自動的に写真の背景に合わせてセットしてしまったので、前面のテニスボールはピンボケで、背景にピンがきています。
もし、自分の目的がテニスボールをとらえることであれば、下の例のように、スクリーン上のボールをタップして、ピント(と露出)を合わせます。

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2. 十分な光量で撮影する

 

夜間にiPhoneでシャープな写真を撮ることが可能である一方、より多くの光があれば、一般的にもっと良い結果を得られるといえるでしょう。光量が少ない状況(例えば、屋内での撮影時)では、カメラのセンサーに届く光の量がより少なく、十分な光をセンサーに届けて正しく露光したイメージを作るために、シャッターはより長く開いたままにならざるを得ません。

シャッターが開いている間にとらえられる動体(被写体の動きと同様iPhone自身の動きも含め)はどれも、写真ではブレとなって現れます。ですので、シャッターが開いたままになっている時間が長ければ長いほど、より動体状のもの(結果としてよりブレた)が写るというわけです。

iPhoneは、シャッタースピードを手動で調整できませんが、光が十分な時はシャッターの開いている時間はより短くなります。ですので、写真撮影時の光の量を増やすために何かできれば(屋外に出たり、光源をつけたり)、よりシャープな写真を撮影することができるでしょう。

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3. 手をしっかりと安定させる

もちろん、いつも光の量を増やすことができるというわけではありませんので、撮影の間は、出来るだけしっかりとiPhoneをキープすることが必要となってきます。
iPhoneをしっかりと両手で持ち、両手は何かでサポートされているようにしましょう。

テーブルや手すりのような外部の構造物は、手首やひじをサポートするのに使えますし、壁で身体全体をサポートすることもできます。外部のサポート物が得られない場合は、膝の上で腕をサポートしたり、ウエストでヒジを固定したりしましょう。

もちろん、撮影を急がなければ、より良い結果も得られるでしょう。自分の写真がパーフェクトにフレームされるように、iPhoneをしっかりと持って身体をラクにポジショニングするのに時間をとりましょう。こうすることが、不必要な動きをしてブレを防ぐのを助けます。

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4. しっかりとした三脚を使用する

機材なしでiPhoneを何とかしっかりとキープすることも可能である一方、ちゃんとした三脚を使うことが不必要な動き(結果的にブレ)を写真から除くのにベストな方法です。もちろん、三脚を持ち歩くことは、写真撮影とは別の自発性を要しますが、素晴らしい結果ももたらしてくれます。特に、風景写真や長時間露光写真を撮影するときに威力を発揮します。

iPhoneにはどんな三脚も使用できると思いますが、風景写真用には濡れた岩や氷でもiPhoneを安定してサポートできる本格的な三脚を使用することをお勧めします。 個人的にはマンフロットの3ウェイ雲台 804RC2をつけて 190XPROB三脚を使用しています。が、もちろん、他のオプションもあります。

三脚にiPhoneをつけるものが必要ですが、マンフロットから発売されているKLYP+のラインからiPhoneバンパーを使用すのも、1つの簡単な方法でしょう。

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5. ヘッドフォンで撮影する

iPhone撮影のトリックであまり知られてないものの1つに、リモートのシャッターリリースとして、ヘッドフォンのボリュームボタンを使用するというものがあります。 最初にiPhoneを購入したときに付いてきた、アップル社の白いヘッドフォンを覚えていますか? このヘッドフォンが、iPhone写真にとって非常に有用なのです。

これらのヘッドフォンを使用し、ヘッドフォンのワイヤーに付いているボリュームアップ/ダウンボタンを押すことで写真を撮影することができます。
これは、写真撮影するためにiPhoneにタッチする必要すらないので、カメラの動き(手で持っていても、三脚に固定していても)を減らすのに最高のテクニックです。

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6. 被写体の動体ブレを避ける

iPhoneをできるだけしっかりと構えていても、被写体が動かないこと、特に光量の少ない場合には重要です。下の写真は意図した結果とはなりませんでしたが、被写体が動いてしまうと何が起こり得るか、はっきりと表しています。

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この例では、左の被写体は、ほぼほぼシャープであるのに対し、右の被写体は動体ブレしてしまっています。左側の男性は動かず立っていて(右腕を除く)、右側の男性は、すたすたと歩いているといった違いだけなのです。

7. 後処理でコントラストを上げる

この記事で、その他のアイデアは、実際によりシャープな写真を撮るのに役立ちますが、このアイデアは、後処理でiPhone写真をシャープな感じの見た目にする、ちょっとだましに近い方法です。撮影した写真のコントラストを上げるだけで、しっかりとシャープに見えるようになります。

ハイコントラストの写真がよりシャープに見えるのは、コントラストを上げたとき、特に白黒写真では、写真の明るい部分と暗い部分を分けるラインがよりはっきりとするからです。何を意味するか、例をお見せしましょう。

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上のオリジナルの写真は、それほどシャープではありません。

Processed with VSCOcam with b3 preset

しかしながら、コントラストを上げ、この写真を白黒に変えるだけで、非常にシャープに見える写真を作ることができました。ハイコントラストの後処理でシャープに見えるだけの写真ですが、Instagramで見た人たちは、この写真が素晴らしくシャープだと指摘しました。

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Emil Pakarklis

著者について: Emil PakarklisはiPhoneでより良い写真を撮るためのウェブサイトiPhonePhotographySchool.comの創設者です。 iPhone写真を改善したい場合、iPhoneで良い撮影を始めたいと思う万人向けに作られたiPhoneography 101をご確認ください。

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