26.02.2015

写真を創るもの。「絞り」

26.02.2015

写真を創るもの。「絞り」

写真の重要な要素のひとつに「絞り」があります。
露出のことを考えて絞りを決めるよりも、何をどこまで、どんなふうに見せたいかで考えることが多いです。

デジタル一眼で写真を撮るようになってから、最初に夢中になったのは、とにかく開放で撮ることです。背景がぼやけて見えると、奥行きがあって雰囲気があるように見えると考えていたし、実際自分もそういう写真を見て素敵だと思っていたからです。

でも、たくさんの写真を撮るように、意識してたくさんの写真を見るようになり、その考えは変わっていきました。
開放で撮ることが良くないというわけではなく、どんなシーンでも開放で撮るということは、開放で撮ってもある程度伝わる被写体しか選んでいないということでもあります。
被写体によって絞りを決めることと、常に開放で撮ることは別ものです。
それでも、見せたいものが伝わる写真になっていれば何の問題もありませんが、私の場合は伝わる写真にはなっていませんでした。

この写真は、浅くピントを合わせスローシャッターで人の動きをメインに見せるために、開放で撮ることを選びました。通路脇のベンチに三脚を置き、タイミング良く人が行き交う様子を捉えるために何度もシャッターを切りました。

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主役のみ引き立たせたい時、一番目立たせたい部分がある時に、被写界深度を浅くします。

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主役には敢えてピントを合わせず、目立たせる場合もあります。

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全体を見せたい時は絞ります。絞ると暗くなるので、シャッタースピードを調整します。

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そういったシーンでも、三脚が非常に役に立ちます。
ISOでの調整も有効ですが、ノイズが心配なので個人的にはISOをあまり上げることはしたくありません。
三脚を持ち歩いていない時はISOを上げることで対応しますが、持ち歩いている時は、自分の好みの設定で撮ることが手持ちでは難しい場合に積極的に使います。

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三脚を使うようになり、撮りたいと思うシーン、撮れる写真の幅が広がりました。自分にとって新しい発見を与えてくれた、大切な道具の一つです。

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今回の写真を撮るために使用したのは、PIXIミニ三脚befree アルミニウム三脚ボール雲台キット(レッド)です。

befree アルミニウム三脚は自重1.4kgと軽く、滝を撮影するために山を登り降りする際にはとても助かりました。これが、私が持っている別の三脚、190Tカーボンファイバー三脚3段RC2付3ウェイ雲台キットでは私の体力では厳しかったでしょう。1kgの差は大きいです。

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少しずつでも理想の写真に近づけていくために、写真を通しての世界を広げていくために、私をサポートしてくれる味方を探し続けていきたいと思います。

tunakko/Kazuha Enomoto(ブロガー)

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