22.04.2015

一脚を使ってハイアングルで撮影してみよう!

22.04.2015

一脚を使ってハイアングルで撮影してみよう!

皆さん、こんにちは! いかがお過ごしですか?

東京では、来月からお祭りが多く開催されます。浅草では三社祭が5月15日(金)・16日(土)・17日、神田明神の神田祭が5月9日(土)5月10日(日)に開かれます。

特に神田明神は、今年で400年目という節目を迎えるということで、多くの人で賑わうと予想されていますので、僕もすごく楽しみで仕方が無いです!

前置きはこのあたりにして…

今回は一脚を使った様々な撮影方法をご紹介しましょう。

一脚と言えば、登山では杖のように使う人もいれば、三脚の開脚を禁止された場所で、手ブレを防ぐために使う人、また、スポーツ撮影では長玉のレンズに取り付けて撮影するなど、様々に使用されていますよね。

(変わった使い方としては、暴漢に襲われた時の護身用にもなるという人もいます!)

そんな冗談はさておき、今回の撮影方法では、まず、以下の機材を使います。

・一脚(写真はGITZOのGM2560T*)

・アルカスイス型クイックリリースクランプ

・ワイヤレスリモコン(有線式でも可)
* GM2560Tは現在生産を完了しましたが、後継機として、更に進化したGM2561Tがあります。マンフロットブランドにも、様々な一脚があります。

以上の3点です。

20150423JP_01

使い方は簡単です。一脚にクイックリリースクランプをねじ込んで取り付けるだけ。

本来、自由雲台(雲台にも様々な種類があります)を付ければ、縦位置の撮影が可能になるのですが

縦位置の撮影の場合は、前回の記事でご紹介したL型のブラケットを、カメラ側に取り付け、以下のようにセットして使います。

20150423JP_02

(上写真では、縦位置写真用に取り付けています。)

この方法は、雲台を使わない分、剛性が高く感じるのと、雲台のネジの緩みやノブの締め忘れを防げるため、ハイアングルで撮影する際に、安全に使用する事が出来るというメリットがあります(何より軽いのも魅力です)。

自由雲台で固定しているわけではないため、カメラを横位置から縦位置に瞬時に変更することはできません。その代わり、
安定した状態での写真撮影が可能であること、
重心が移動すること無く縦位置で写真が撮れること、
結果的にブレずに撮れるチャンスが増える事、
が撮影時のメリットとして挙げられます。

このセットあり/なしで撮影した写真を比較すると、解りやすいでしょうか。

20150423JP_03

靖国神社のみたま祭り』にて。

上の写真は、一脚を使わずに、両手を伸ばしてカメラを頭の上から撮ったものです。

人の多いライブ会場や、イベント会場でよくある写真、よくある構図になりますよね。

同じシチュエーションにて、先ほどご紹介した一脚とクイックリリースクランプを付けた状態で思い切り持ち上げて撮ったものが以下となります。

20150423JP_04

(中心から撮れていなくてごめんなさい!)

このようにハイアングルからの撮影写真を見ると、より人の多さがわかる、状況を理解しやすい表現になると思います。

こういった撮影の際に無線式のリモコンをお使いいただくのがオススメです。最近ではスマートフォンのアプリでも、リモコン機能が使えるものがあるので、お使いの機種が対応しているかどうか調べてみると良いですよ!

(アプリで対応できれば、リモコンを紛失する心配が無くなりますものね!)

このハイアングル撮影の欠点は、大きく分けて

  • 暗いところでの撮影では、受ける光量に限界があるため、一脚としてのブレを防ぐ効果は得られない事
  • 構図をしっかりと決めるには、バリアングルモニターや別途モニターにWi-Fiで飛ばせるような装置がないと厳しいこと(上記の写真はノーファインダーで、感覚的に撮影)
  • 重い一眼レフカメラと重いレンズで持ち上げるにはそれなりの力が必要

と言う点でしょうか。
また、重心が高所になるため、ふらつきやすいというフィジカルな面もあります。ですので、撮影時には、周囲に十分気を配ってください。

ただし、うまく撮ることができれば、変わったアングルでの撮影結果が大いに期待できますので、試す価値はあると思います。

20150423JP_05

これは神田神社の神田祭で撮ったものです。

高い場所にプレス席が設置されていましたが、プレス席ではなくても、一脚を伸ばすことで、上の写真のように、ハイアングルから撮影することができます。記者の方々よりも、より良い『特等席』で撮影する事が出来るという訳です。

こういった撮影法は、もちろん、周囲への配慮は必要ではあるものの、人の多い場所や、あまり自分が動けない場所でとても有効ですね。

それでは動画もご紹介しましょう。

[youtube width=”918″ height=”516″]https://youtu.be/uowuS6hbc5Y[/youtube]

これは、神田祭の宮入りを一脚を伸ばして、ハイアングルで撮影したものです。

動画がブレてしまうのは、セットの仕組み上、致し方ないのですが、人の熱気や臨場感が伝われば…と思っています。

(2分45秒あたりで、人の波に僕が吹き飛ばされているのが分かると思います)

[youtube width=”918″ height=”516″]https://youtu.be/OKwBgw8GuKw[/youtube]

こちらは一脚をカメラに固定し、手に持って、なるべくブレないように歩きながら撮ったものです。

カメラのみを手でもって歩きながら撮ると、どうしてもブレが酷くなってしまうのですが、一脚が1本あると、このような画も撮れ、便利です。

何より、三脚を持ち出すより軽いため(写真の一脚、GM2560Tは、たったの430gです)、イベント時にあるととても便利ですよ!

(動画では多少ブレるのを逆手に取って、エフェクトのように使う事もできると、頭に入れておくと表現の幅が広げられると思います)

いかがでしたでしょうか?

写真撮影はもちろん、動画撮影の幅を広げる一脚。従来の使い方に加えて、少し工夫をして使う事で、もっともっと使いやすくなる事と思います。
三脚の陰に隠れて使用頻度が下がっている方がいらっしゃれば、これを機会にイベントに持ち出してみてはいかがでしょうか?

きっと貴方の心強い相棒になってくれる事、間違いなしですよ!

そして、もう一本。

AIR. a.k.a. A._Ryo

無いものは作る、持っているモノを使って工夫するをモットーに、
モノづくり、電子工作や夜景などの写真や記事を主にアップしていたブロガー。
ここ最近は都内からのライブストリーミング配信を中心に活動しています。部屋の四隅とトイレ、 Club Music・自転車・車が大好き。

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