セルフポートレートの写真展をやりたい。
そう思い立ったとき、カメラと同じくらい大切な機材が三脚でした。これまでなんども購入を検討したことがありましたが、「とにかく大きく重いものを」とアドバイスされることが多く、非力な私に使いこなせそうなものが見つかりませんでした。
ところがデジタル時代になり、高感度に強いカメラも多く、以前とは三脚選びのポイントが変わったと、私を撮ってくれているカメラマンさんに聞きました。
そこで私がパートナーに選んだのが、「befree カーボンファイバー三脚ボール雲台キット(MKBRC4-BH)」。
正直に言うと、私は三脚が苦手でした。
なぜかというと理由は一つ。
「大きくて重い」。
カメラとレンズで精一杯で、さらに三脚を担いで女性が一人で電車に乗り、遠出して撮影…。
以前、重い三脚を借りて撮影に出かけたら半日も経たない内に肩や腕が痛くなって撮影に集中できなくなりました。
身軽に撮影したいので、三脚を持ち歩く事は想像以上に大変な事だったのです。
しかし、この「befree カーボンファイバー三脚ボール雲台キット」に出逢って、私の撮影スタイルと気分は一変しました。
第一印象がなんと今までの正反対!!
「小さくて軽い」。
なのに、しっかりブレずに撮影できる。
更に、スタイリッシュ!!
今までの真っ黒なイメージの三脚ではなく、赤のアクセントカラーが効いていてデザイン性も優れています。さすがイタリアンブランド!
肩から下げての持ち運びやすさとデザインが抜群で、これなら普段も持ち歩けるかも!と思いました。
これが憧れのカーボン…!!マンフロット!!befree!!
以前の三脚に対する悪い先入観がなくなり、撮影が楽しみになるほどの感動でした。
畳んでの最小サイズが40cm。
私の膝下くらいまでです。
重量は1.1kg。
1Lのペットボトル一本分くらい。
それなのに最大耐荷重は4kg。愛機のX-T1にマクロをつけても1kgちょっと。余裕があります。
最長142cm。私の目の高さで撮影出来ます。
befree カーボンファイバー三脚の第一印象を率直に書いていきます。
– 付属の三脚ケースが持ち運びに便利
赤いアクセントカラーが効いた軽くてオシャレなケース。
滑り止めショルダーパーツが柔らかく、肩に当たっても痛くなく、持ち運び時にとても良い仕事をする!!
– クイックシューはコインいらず!
とっても嬉しいパーツの一つ!!
デフォルトでネジが付いているから、女性の私の力でも軽くて、しっかり簡単に着脱できストレスフリー。
– ボール式の自由雲台。
滑らかな操作感。
好きな角度で固定でき、軽く閉めただけでしっかりロックできる!
マクロ撮影の時、わずかな角度で構図が変わってしまうので、三脚だと思うように撮れないのが苦手だったのですが、この自由雲台なら数ミリの調整も楽々。
– 4段レバーロック式の脚
ワンタッチでロックできるので、素早く調節できる。
脚もなめらかに伸縮するので気持ちよく使える。
この操作感なら、冬に手袋をしていても扱いやすそう。
– 固定角度2パターン
レバーで通常の角度とローアングル用の2つの角度に対応。
通常の角度はレバーを中央に。
ローアングル用の角度はレバーを右端に。
更にセンターポール底のゴム素材のパーツを取り外し、引き抜き、上下逆転させて再び装着する。
すると、地面スレスレの超ローアングルからの撮影も可能に。
地面の草花の水滴撮影や、寝転がって真横からのセルフポートレイトも撮影できますね!
これは撮影の幅が広がる素晴らしい機能だと感じました!
- 脚を180度折り畳んで収納
レバーを左に移動し、脚を180度、逆向きに折り畳む。
40cmのコンパクトサイズに。
ボストンバックやミニキャリーケースにも入ってしまうサイズ感。
三脚初心者と言ってもいい私が、初回から惚れ込んでしまう操作感。
これからの三脚と一緒の旅も気持ちよく、新しい世界を生み出せる気がします。
旅好きの方、三脚達人の方々にはもちろん、三脚を使った事ない方への「はじめての三脚」にもオススメします。
何事も第一印象が一番大事です。
はじめてだからこそ、いいものを。
ここから全てがはじまります。
私のパートナー。
befree。
紗々
ラジオパーソナリティー、司会、モデルなどをこなすマルチタレント。
写真関係イベントでの司会も多数。
カメラ女子としても有名で、複数のマウントを使いこなす。
今年の8月にはEIZOギャラリーにて、二度目となる個展を開催予定。
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