オーロラ(北極光)は、季節に関係なく旅行者や写真家の間でよく交わされる話題です。 その極めて神秘的な現象は、初めて見た者を引き付け、また忘れさせません。
2-3年前、私は幸運にもアイスランドでひと冬過ごす機会に恵まれました。寒さに耐えなければなりませんでしたが、この寒さには「光」がついてきました… 薄明の寒い日々が2-3ヶ月続いた後、私はアイスランド滞在を切り上げ、温暖な天候の土地に移動することを決めました… 少なくとも4月にこの小さなパラダイスアイランドへの片道切符を買うまではそう思っていました。
それは、オーロラに遭遇する機会はほとんどないといってよい北極のオーロラのシーズンが終わる頃でした。 戻ってから2日目、山の中を6時間車で行ったり来たりしているうちに、私たちはついにオーロラに遭遇しました。結果は信じがたいほど魅惑的でした。
特に極端な天候下で、望ましくない条件で撮影する場合には、撮影機材が良い写真をとれるかどうかを大きく左右します。正しい機材を持っていても良い撮影ができる保証はありませんが、撮影が有利に運ぶようにミスの可能性がぐんと減ります。
アイスランドだけに限らず、世界のどこかでオーロラを探す時に絶対必要なアイテムが私には5つあります。
1.カメラ: レンズはカメラ本体より重要と言われますが、エントリーレベルであれ、フルフレームであれ、オートフォーカスカメラよりDSLR(デジタル一眼レフ)カメラをおすすめします。 DSLRカメラを使えばオーロラの撮影に重要なコントロールと設定を行うことができるからです。オートフォーカスカメラではこれができません(または機能が限られてしまいます)。
2.三脚: これはオーロラの撮影になくてはならないものです。 三脚を使用してカメラの揺れ(またはぼけ)を最低限に抑えることができ、妥協することないショットを収めるために、長時間露光撮影を可能にし、センサーで可能な限り光を捉えることができます。
3.レンズ: 暗い状況ではレンズの動作が速ければ速いほど望ましい結果が得られます。 私は通常、50mm F1.4レンズと広々とした風景を撮影するために広角レンズをひとつ持っていきます( 11-16mm F2.8/ が理想的です )。
4.バックパック: 普段私はバックパックを愛用しますが、アウトドアアドベンチャーの撮影にもバックパックは適しています。 バックパックは探索中に寒さをしのぐためのジャンパーを1~2枚入れられるため大変便利です。 耐水性/ハイキングタイプのバックパックは雨や雪などの厳しい天候が予想される時、理想的です。 私はカメラ機材とそれ以外の小物を収納をできる2つの収納スペースを持つNEXT バックパックを使用しています。 このバックパックはしっかりとした詰め物が入っているため、カメラやノートブックコンピュータを安全に持ち運べます。ただし、耐水性がないので厳しい天候の時は使用しません。
5.SDカード: これは明白かもしれませんが、オーロラの撮影には試行錯誤が避けられないため、通常よりも大きな容量を使用することになるでしょう。 また後で簡単に詳細を補正できるため、RAW形式で撮影し、写真品質をなるべく保持することをおすすめします。
Donna Tzaneva
Donna Tzaneva はブルガリア生まれでオーストラリア育ちの20代の世界旅行者で、現在はアイスランドに在住しています。馬術学で学士を取得した後、幾つかの落馬事故で重傷を負い、乗馬から引退して写真を始めました。その以降、この道を驀進中です。
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