17.10.2013

iPhoneography マクロ撮影:愛するものを忘れないために

17.10.2013

iPhoneography マクロ撮影:愛するものを忘れないために

マクロiPhoneグラフィー: 愛することを思い出そう

何年も前、自分の人生の停滞を味わいました。仕事からプライベートまですること為すことすべてが気に入らず、どこから改善したらよいものかわかりませんでした。打ちのめされてしまっていたのです。

ある午後、すべてのゴタつきをよく考えてみました。そこで自分の人生で好ましくない全てのことやものについてリストアップするのは止め、その代わりに、自分が好きだったことを全てリストアップするべきだと思い至ったのです。この自分自身に関する大改革は、怒りも呼び起こさないしゴタつきもせず、代わりに、何に働きかけるべきかと確認することができました。
この意識改革は、感謝の気持ちで取り組み始めることが必要でした。

マクロiPhoneグラフィー: 愛することを思い出そう

私は、毎日の生活の中で嫌ではない5つのことやものを少なくともリストアップすることから始めました。間もなく、ゆとりを持つ練習や素敵なことやものをメモしておくことは、写真撮影の鍛錬に至りました。iPhoneを持って自分の家の周辺や街なかのお気に入りの場所を少しずつまわり、ミクロの世界で愛するものを捉えながら、午後を過ごすようになったのです。

マクロiPhoneグラフィー: 愛することを思い出そう

iPhoneography、つまりiPhoneで写真撮影することは、感謝の気持ちを発見する重要なツールとなり、それまで気づくこともなかった自分の生活の中のより小さな欠片をありがたく思うことを学びました。
また、iPhoneは、マクロ撮影でもかなり素晴らしい仕事をしてくれることも解りました。

マクロiPhoneグラフィー: 愛することを思い出そう

もちろん、マクロ撮影となると、iPhoneには制限があります。しかし、利点もあるのです。 iPhoneは大きなカメラが収まることもできない小さなスペースにフィットする、小ささと軽さを兼ね備えています。例えば、iPhoneのデフォルトカメラアプリやCamera+ アプリを使えば、新たなハードウェアを追加することなく、写真撮影をほぼまかなえるのです。

マクロiPhoneグラフィー: 愛することを思い出そう

ご自分のiPhoneでマクロ撮影に挑戦する際に、より明るく、よりシャープに、より面白い写真にするために、いくつかすべきことがあります:

  1. ゆっくりと呼吸し、余裕をもちましょう。近寄れば寄るほど、よりゆっくりと手順を整えるべきです。これで、より良いフレーミングと手ブレを少なくすることができると思います。
  2. Camera+のようなアプリを使いましょう。Camera+を使えば、撮影前に、焦点と露出を別々に選ぶことができ、撮影画像の後処理修正に頼ることなく、望むイメージを撮影するセットができます。
  3. 別々のアプリで後処理するのは極力避けましょう。後処理は、一般的に、写真の画質を落としてしまうことが多いので、できるだけ避けた方が良いと思います。
  4. KLYPのようなiPhone用カメラケースなどを取り付けたり、すでに使用できる安定できる表面を利用して、三脚に固定して撮影してみましょう。私の場合、階段の手すりや本、座った自分の膝の上などを利用することもあります。
  5. いくつか違う角度からマクロ写真を撮ってみましょう。被写体をこれほど近くで見ることはないので、どのアングルが一番良いかということに驚くかもしれません。

マクロiPhoneグラフィー: 愛することを思い出そう

自分が愛しているものに近づいて仲良くなってみましょう – それがパートナーやペットであれ、塩コショウ容器であれ – そうすれば、新しく、深遠な方法を発見できるでしょう。感謝の気持ちを感じる練習に、iPhoneでのマクロ撮影を組み込めば、写真が、自分の愛するモノや人を明らかにするだけでなく、自分がそのモノや人を好きになった、周辺のストーリーも明らかにすることが解るでしょう。

マクロiPhoneグラフィー: 愛することを思い出そう

iPhoneでのマクロ撮影は、自分が好きでないものばかりを見ていたダークな期間から自分自身を呼び戻し、自分が大好きなものやことの世界を照らしてくれました。そして、自分がそれらに惹かれたストーリーも思いださせてくれました。私は、再び理解しはじめたのです。

マクロiPhoneグラフィー: 愛することを思い出そう

iPhoneでのマクロ撮影は、より深い認識を実践することで、アートの領域を超えました。それは、自分自身の表現や反映のパワフルなツールとなります。

誰が理解していたでしょう? 私は自分が始めるまで、本当に解らなかったのです。そして、レンズは、自分が愛するものについて、いつも新しく、深遠な何かを明らかにしてくれます。そしてそれは、心地良い驚きなのです。

Elan Morgan

著者について: Elan Morganさんは、ブロガー、webデザイナー/コンサルタント、iPhoneographer、演説家であり、カナダのSaskatchewanに在住の詩人でもあります。彼女はSchmutzie.comで働きつつ、 spreads gratitude through Grace in Small Thingsを通じて感謝の気持ちを広げています。また、Canadian Weblog Awardsでブロガーとして表彰され、様々な場所で演説も行っています。 彼女は、個人的にも、プロフェッショナルとしても、質の高いコンテンツをオンラインで提供しています。

iPhoneographerとして、ニューヨークやトロントのWinnipegでのカンファレンスでiPhoneographyを教えていたり、Alli WorthingtonのiPhone Photography:The Visual Guideに寄稿したりしています。彼女の作品は、2012年、バルセロナで展開されている展示会Ubiquographyで展示されたり、世界中の35か所で企画されたりしました。最近では、Blog Design For Dummiesという本で特集を組まれています。

 

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