14.11.2013

ほぼほぼ、動物園

14.11.2013

ほぼほぼ、動物園

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自分が子供だったころから、その場の空気、文章やイベントが頭の中できっかけとなり、笑わされたり、くすりと微笑ませたりさせられることがありました。私が笑うことで、周囲の人たちをイラっとさせることもよくあったことを覚えています。というのも、例えば、その場のユーモアや小さなジェスチャーのようなものが、私以外の人には解らなかったからでしょう。私は、常に物事の裏側を見るようにしているのですが、それは、そこにはない何かを見ようとしているからです。それは、一般的にイマジネーション(想像力)と呼ばれるものなのかもしれません。

森を散歩しているときに、木の皮の小さな欠片を見つけたら、それは、口を大きくあけた犬の顔にみえるでしょう。足りないものは、数本の線であり、自分の頭の中の青写真は、唐突にiPhoneの前に現れるのです。

found him in the woods

アート、写真もしくはイラストを創造する私のやり方は、自分の頭の中にのみ存在する変形写真や素晴らしい世界を見せることができる素晴らしい機会にほかありません。自分自身だけでなく、他の人にとっても、です。素敵な小さな動物や生き物は、そうやって作られることが多いのです。ほぼほぼ、動物園といっても過言ではないでしょう。

それが何か、簡単に理解できるものもあります: 幼いころよく「好き、嫌い、好き…」と花びらで遊んだ ひな菊から作られた小さなアヒル、いつもの殻ではなく、モミジの葉を背負ったカタツムリ、サラダに入れるはずだったバジルの葉っぱで作られた亀。こういったシンプルで小さなものから新しく何かを作り出すのが好きです。

 

duck

mr crumpy

同様に、何なのか解らないような生き物もいます。枯れ枝で作られた犬なのか、それともワニなのか?何であるにせよ、ご機嫌は斜めのように見えます。これとは対照的に、喜んで宙にジャンプしているプラムがあります。これが何なのか、誰にも解りません。カエデの種で作った長い耳のある動物 – 野ウサギのように見えますが、それにしては、歯があまりにもシャープです!ジャッカロープなのかもしれません。

 

snail

tortoise

私のInstagramのフォロワーは世界中にいるのですが、私のイラストに対する彼らのコメントやリアクションは全く異なることも、結構あります。最近アップした写真 – 4つの小さなピンクのボタンが4匹の小ブタに付いているもの – では、3つの別々のタイプの家を建て、オオカミに吹き飛ばされてしまう 3匹の小ブタのお話を思い起こす人もいました。私は知らなかったのですが、小さなコブタ達が市場にいくというわらべ歌を引用する人もいました。一方で、私は、単純に、学校のクラフトボックスに入ったこれらのボタンを見つけ、一列に並んだ4匹の小ブタのようだと思ったのです。

yeah

perhaps a wolpertinger

今日は、私の夫と一番幼い息子とサイクリングに出かけました。道なりに走っている際、止まって、少し後戻りをせざるを得ませんでした。ホコリまみれのトラックに棒きれがあるのを見つけてしまったからです。

four
「この雄ヤギは、私たちと一緒に家に帰らなければならないの」と、私の家族に言い、自転車のバスケットの中に棒きれを入れました。現在、家の机の前に座り、それが小さなドラゴンに見えてきました。いつか、その棒切れが自分のギャラリーに写真として登場するかしら、と考えています。
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Kerstin Hiestermann
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