04.03.2014

KLYPPappを使いこなして表現豊かに: iPhone® × KLYP+

04.03.2014

KLYPPappを使いこなして表現豊かに: iPhone® × KLYP+

世界観を広げ、表現するために、KLYPappを使って撮影してみよう。

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KLYP+の3種類のレンズによって、iPhoneはフィッシュアイ、ランドスケープ、ポートレートの新たな画角を手に入れた。レンズの効果をストレートに楽しむもよし、撮影した写真をお気に入りのアプリで加工して iPhoneography の世界に没頭するのもいいだろう。より自分の世界観を写真に出したいのならば、Manfrottoが提供するアプリ”KLYPapp“を使うことをオススメする。

KLYPAPPは無料のiOS用写真アプリだ。様々な機能があるがここでは撮影機能を取り上げたい。iPhoneの標準カメラアプリでフォーカスする場合、スクリーンを指先でタップするのはご存じだろう。タップした場所にフォーカスと露出が合うようにできている。同じ場所をタップし続けていると「AF/AEロック」状態となり、指先をスクリーンから離しても文字通りフォーカスと露出がロックされたままになる。

iPhoneは扱いが簡単で手軽に写真を撮影できるのだが、フォーカスを合わせたい場所の明るさがイメージ通りでない場合も出てくる。特に輝度差が大きい場合、どうしてもこの問題が顕著になってしまう。フィッシュアイ、ランドスケープのレンズを装着した際は、フレーム上に大きく空が入る可能性が高くなる。そういう場合露出が空にとられてアンダーになったり、空以外の部分にフォーカスを合わせると露出がオーバーになることもある。そんな時にこの”KLYPAPP”を使うのだ。

アイコンをタップして”KLYPAPP”を起動する。

JP_20140227_610x1136_02起動時の画面

スクリーン下部のカメラアイコンをタップするとシャッターが切れるのは他のアプリと同様だ。ここでスクリーン上を2本指でタップして欲しい。すると”FOCUS(フォーカス)”と”EXPOSURE(露出)”の2つのポイントが出現する。勘のいい皆さんはもうおわかりだと思うが、このそれぞれのポイントを指先でドラッグしてやることにより、任意の場所にフォーカスと露出を別々にセットすることができるのである。無料のアプリでこれができるのは嬉しい。

 

JP_20140227_610x1136_03ダブルタップ時の画面

使い方は簡単だ。まずはピントが合ってシャープに写したい部分に”FOCUS(フォーカス)”マークを移動し、次に”EXPOSURE(露出)”マークをドラッグして自分の希望の明るさになるようにするだけだ。イメージ通りの明るさの場所にEXPOSURE(露出)”マークを置いたら下部のカメラアイコンをタップしてシャッターを切るだけだ。

フォーカスを手前にセット

JP_20140227_610x1136_05露出を暗い部分にセット

JP_20140227_610x1136_06露出を明るい部分にセット

JP_20140227_610x1136_07露出を好みの明るさにセット

JP_20140227_918x609_08フォーカスをモデルの顔に、露出を服に合わせて露出をオーバー目にして撮影。KLYPAPPなら意図的に明るさをコントールできる。

JP_20140227_918x609_09普通に撮ると露出がかなりオーバーになってしまうケースだが、KLYPAPPでイメージ通りの明るさを設定して撮影。アプリでムーディーに仕上げたカット。フィッシュアイレンズ使用。

JP_20140227_918x609_10空の雲のディテールと建物の描写の美味しいところを狙って露出を設定。アプリで迫力を出した一枚。

JP_20140227_918x609_11桟橋のもの悲しいイメージをアンダー目にすることによって表現した。フォーカスと露出をコントロールできるアプリ”KLYPAPP”はKLYP+と使うと威力が倍増する。フィッシュアイレンズ使用。

KLYPAPPを使えばKLYP+のフィッシュアイ、ランドスケープレンズを使用して、輝度差の大きいワイドなカットを撮影する時も安心だ。もちろんポートレートレンズや、レンズなしで撮影する時も自在にフォーカスと露出をコントロールして作品作りに打ち込めるだろう。是非トライしてみて欲しい。意図的に背景を飛ばしたり、潰したり自分なりの表現がこのアプリで可能になるはずだ。

なお有料版の”KLYPapp+“だとストップモーションやタイムラプスなどより機能が充実する。こちらもオススメだ。

三井公一:
1966年、神奈川県生まれ。
新聞、雑誌カメラマンを経てフリーランスフォトグラファーに。雑誌、広告、Web、ストックフォト、ムービーなどで活躍中。iPhone®で独自の世界観を持つ写真を撮影、その作品が世界からも注目されている。iPhonegrapherでもある。2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。著書にiPhoneで撮影した写真集「iPhonegrapher – 写真を撮り、歩き続けるための80の言葉」、「iPhone フォトグラフィックメソッド」がある。

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