15.05.2014

素敵な欲求

15.05.2014

素敵な欲求

Manfrotto iPhoneography Contest を経て想うこと。

普段どれだけの写真を撮っているだろうか。iPhone を手にしてからは格段に写真を撮る機会が増えた。iPhone を手にした多くの人がそうなんだと思う。その中で普段からテーマをもって撮っている人は少ないだろう。自分も普段はテーマを設けずに撮っていることが多い。Manfrotto iPhoneography Contest を通してテーマを設けて写真を撮ることの面白みを改めて感じた。

4回に渡るコンテストでは、「あなたのイタリア」、「夏休みの1枚」、「猫・ねこ・ネコ」、「Winter Holiday」というテーマが与えられた。自分がエントリーした iPhoneography と共にテーマを設けて撮ることについて語ろうと思う。

テーマをもって写真を撮ることは想像以上に人を動かす。ひとつの “モノ”、”コト” をいろいろな角度、いろいろなシチュエーションで撮る為に動き周り、いろいろな視点で被写体を捉える。
撮れば撮るほど想像が膨らみのめり込んでいく。撮り手は単焦点カメラである iPhone を片手に自らの足で被写体を追い、考えて撮ることになる。ここにテーマを設けて撮ることで産まれる素敵な欲求が芽生えるのだと思う。

最後に「夏休みの1枚」というテーマのもと、”夏、祭り。” と題した一枚の iPhoneography が Manfrotto iPhoneography Contest グランプリという名誉ある賞を頂けたことに最高の喜びと感謝を皆さんにお伝えしたく思います。ありがとうございます。

佐藤陽一(YOICHI SATO)

マンフロット株式会社主催 2013-2014 Manfrotto iPhoneography Contest Grand Prize 受賞
携帯電話カメラモジュールの設計・開発に携わっていた関係で携帯電話での撮影を1998年来おこなってきた。そして、2010年に iPhone を手にし iPhoneography の世界へと。
iPhoneography Web Gallery
https://iphoneographys.squarespace.com/
Tumblr:http://sato-iphoneography.tumblr.com/

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