02.04.2015

絵画的写真スタイル: 撮影アイデアとアプリ

02.04.2015

絵画的写真スタイル: 撮影アイデアとアプリ

Photo 1

スマートフォンで撮影した写真を水彩画や油画にしてみませんか?
ほぼどんな写真の被写体でも、この編集スタイルが可能です; とはいえ、最終的な編集結果が効果的に見えるようにするためには、最初の写真が非常にクリアであることが肝心です。絵画風にするための編集では、オリジナルのイメージより暗くなり、ボケたり、不鮮明になりがちです。ですので、私は、最初のステップとして、画像を少し明るくして、コントラストを加えることをおすすめしています – この工程を行うには、そうですね、私のお気に入りのベーシックな写真リタッチアプリSnapseedのような基本的な編集アプリで十分です。
絵画的な表現効果にするための手助けとなるiPhoneアプリはたくさんあります; 以下で、私の利用頻度が高いものや、自分の写真でこういったスタイルを作りたいという人なら誰もにおすすめできるものなどをご紹介しています。

Pic Grunger

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おそらくiPhone最初のピクトリアルスタイルアプリで、いまだに’アンティークペインティング’効果で最も優れたアプリの1つだと思います。名前からわかる通り、’グランジ’、もしくは、うす汚れた感のあるスタイルを作ってくれます: イメージが”ペイント”されたキャンバスやペーパーの古びた感じや瑕疵をシミュレートします。
Pic Grungerを使用することで、11個の古びた効果、6つの露光スタイル、そして12のテクスチャーを選んで使用することができます。デジタルペインティングが成されるキャンバスから新聞紙、木片に至るまでのサポートに応えてくれます。
私のお気に入りは、この、Gaggianoの街のサンセットビューに使用されたセッティングです:効果 – Creased(折り目/しわ)、スタイル-Block Party、テクスチャー – Wood(木片)。

iColorama

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とりたてて、絵画的スタイルにこだわっているわけではありませんが、このアプリは、最もリッチで完璧な写真編集アプリの1つです。新しい機能を追加して随時進化しているアプリでもあります。このアプリには2つのバージョンがあります:Colorama S for iPhone、そしてfor iPadです。
iColoramaの多くの機能の中でも、様々なたくさんのスタイルとブラシがあり、これらを選んで使ってデジタルペインティングを楽しむことができます;いろいろと試して遊んでみて、ご自分のスタイルにぴったりと合うものを見つけることをお勧めします。
さらに、ブラシモードでは、タッチスクリーンを使用して実際のブラシストロークを画像に追加することができます。クリエイティビティの余地がさらに広がります。
ミラノにあるこのオフィスビルの写真は、スタンプブラシ(Stamped brush)を使って編集しました。

Glaze

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Glazeを使用すると、30の様々な絵画風スタイルを選ぶことができ(アプリ内課金で)、代表的なものは、油画です;ブラシストロークとペインティングの形而的特徴がリアリティをもってシミュレーションされますので、触覚的な雰囲気すらもたらしてくれます。
Glazeは、パーソナライズしたスタイルも作ることができ、マスクを使用した画像のエリアに選択して効果を以下することもできます。
トリノにあるSan Federicoギャラリーの写真は、Sailboatスタイルを使用して編集しました。このスタイルは、私のお気に入りで、最もよく使っているスタイルの1つでもあります。

Repix

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Repixは、たくさんの画像編集オプションを提供してくれますが、最たるポイントは、1つのイメージに対し、テンペラからチャコール、オイルや線描など、様々な絵画風スタイルにあるブラシストロークを適用できることでしょう;”ペインティング”による効果を画像に適用することができます。クリエイティビティの余地が広がりますが、これを使いこなすにはちょっとした練習が必要となるでしょう。
この、トリノにあるDora川の写真は、Van Gogh スタイル – 私のお気に入りです – を使用して作りました。

Waterlogue

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名前からのご想像通り、Waterlogueは、画像を素敵な水彩画に変換してくれるアプリです; 様々な12のスタイルの中から選んで、ブラシストロークの繊度を適用することができます。
この、ミラノにあるドゥオーモの逆光写真は、バイブラントスタイルを使用して編集されました。

絵画的編集のアイデア

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絵画的編集ができる、これらの様々なアプリを使用して、ほぼオートでデジタルペイントを作成できるようになりましたが、結果としてステレオタイプの写真になる恐れがあります。

素晴らしい結果を得るためのいくつかのアイデアです:

  • 自分が得たいと思う効果が得られるベストな絵画風編集アプリを見つけるために、開始イメージを使用して様々なアプリやスタイルをたくさん試してみましょう;時間をかければ、シャッターを押した瞬間から、どのアプリが良いか理解できるよう学習できるでしょう。
  • 同じイメージで1つ以上のアプリを使うようにしてみましょう。ご自分のスタイルにベストで適用できる、それぞれのアプリの機能を使いましょう; ワークフローを編集し、いくつかの効果をリンクさせて、画像を発展させましょう。
  • 写真でとある被写体をハイライトしたいときは、そこを選択して編集しましょう。画像全体では編集しないようにしましょう;コントラスト効果が、より効果的でぐっとくる画像を作ってくれます。
  • 画像に「ペイント」させてくれる全アプリでは、タッチペン(大手電化ショップなどで売っています)を使うのが便利かと思います。指で行うよりもはるかに正確に編集できます。

最後に掲載した写真は、以下のアイデアを取り入れた良い例です:

  • 明度とコントラストは、Snapseedを使用して元の写真を調整
  • Glazew使用、以前作ったパーソナルスタイルを適用。
  • Repixを使用し、Van Goghスタイルを
    撮影時に降っていた雨を再現するため、斜線のブラシストロークで、Repixを適用。写真撮影の間に落ちてくる雨粒を画像上に再現するため。
  • ステップ2と3を被写体とアンブレラを選んで適用するのを避けました。被写体の彼を目立たせて、3Dのような効果を演出するためです。

この記事をお読みいただくことで、写真を経年変化したキャンバスや繊細な水彩画に変身させて、絵画風にすることの手助けになれば幸いです。 何はともあれ、クリエイティブな編集をすることでお楽しみいただけることを願っています。

Davide Capponi

Davide Capponiはモバイル写真と写真編集に熱心なフォトグラファーです。彼の作品はイタリアと海外で展示され、イタリアの新聞や雑誌で公開されています。彼は新世紀博物館、neweramuseum.orgを開設しました。ブログ:davidecapponi.com、Instagram:instagram.com/rubicorno、Facebook: www.facebook.com/davidecapponi.iphoneography、Twitter: twitter.com/Rubicornoを通じてDavidとコンタクトできます。

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