01.10.2015

水辺のまち 倉敷

01.10.2015

水辺のまち 倉敷

倉敷まちや倶楽部女子カメラ部』メンバーが、心に留めた倉敷のまちを様々な視点でリレー投稿していきます。

第 1 回めは、倉敷の水辺をご紹介。江戸時代まで海だった地域が多く、「玉島」「水島」「児島」など島が付く地名が多いのもその名残。
素敵な水辺の町並みと撮影のポイントを、いくつかの写真でお伝えしたいと思います。

記念日の聖地第 1 号』に認定された倉敷。
そのおかげでしょうか、美観地区の「中橋」では、恋人たちの語らう姿を目にするようになりました。子供の頃に見た映画『リトル・ロマンス』の“ため息橋”を彷彿させます…ね?

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近頃の朝ドラを始め、明治~昭和初期のドラマでは、もはや定番出演の この「中橋」。
ドラマでは橋を北側に下りるシーンがよく使われますが 、
素敵な恋人たちと川の風景を収めるなら東側から西に向けて「中橋」を 撮影するのがベスト。

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夕暮れ時は赤く染まった川面を撮影することができ、さらにドラマチックに。

お日柄の良い休日には、祝言を挙げたばかりのお二人を乗せた
「天領丸」による川舟流しをみかけることも。
特に夏の川舟は柳の美しさも相まってとても素敵な光景です。

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そして、美観地区の水辺になくてはならないのが『なまこ壁』。
瓦と漆喰が織りなす風情ある外壁が連なります。
対岸からの撮影はどこを切り取っても風情ある一枚に。

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さて美観地区から少し足を伸ばして、西に向かうと「高梁(たかはし)川」という恵み豊かな一級河川に行き着きます。

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四季を通してそこに暮らす人々の憩いの場所にもなっており、
とくに「酒津公園」の水辺桜は心に沁みる風物詩。

桜の接写から全景の撮影まで幅広いアングル撮影が楽しめます。

高梁川を超えてさらに西に進むと「玉島」地区に。
港町として栄えたこの地区はレトロな建物が残る一方、
ビオトープの整備で水鳥たちの憩いの場にもなっている様子。
人に慣れたカモが早朝から近づいてきてくれました。

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続いて倉敷市中心部から南に向かって歩みを進めると倉敷近代産業の発展に大きく貢献した「水島」地区が見えてきます。
『工場撮り』ファンの間では知名度が高く、「鷲羽山スカイライン展望台」からはダイナミックな見下ろし夜景が撮影可能。
またのんびり派には『工場夜景クルージング』でも工場夜景を満喫できます。

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最後にご紹介するのは、倉敷の南端に位置する「児島」地区。
四国からの玄関口にもなっているこの地区は、瀬戸大橋を望むスケールの大きい眺望が魅力の場所。
写真の「王子が岳」山頂は日本でも屈指のパラグライダーフライト場。
標準レンズでもスケール感のある写真を撮影できます。

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様々に彩られた倉敷水辺の風景、いかがでしたでしょうか。
ぜひカメラを片手にふらりと倉敷へお越し下さい。

もりや ちか

倉敷まちや倶楽部女子カメラ部 部長
愛機:CANON EOS 70D
カメラは『出会い』。
ひとや場所との出会いを大切に、カメラライフを広げていきたいと活動中。

倉敷まちや倶楽部女子カメラ部Facebook:
www.facebook.com/machiyacamera
20代~40代のカメラ女子サークル。
メンバーのスキルアップと交流を活動の中心とし、地元の良さを写真でPRする活動を展開中。”これから女子”へのワークショップ「はじめてふぉと」も開始。

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