15.10.2015

私たちの目が映す倉敷

15.10.2015

私たちの目が映す倉敷

写真を日常的に撮る人。
特別な時にだけ撮る人。
写真を撮るより見るのが好きな人。
撮ってもらうのが好きな人。
カメラそのものが好きな人。

角度は違えど

「その一瞬しか切り取れない儚さ」

「時間と想いを閉じ込める尊さ」に心惹かれている。

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そんな写真に魅了された私達。
前回は倉敷の魅力を担う「手」をテーマにご紹介しました。
今回は、カメラ女子の「目」で切り取った倉敷をご紹介します。
前回のテーマの舞台でもあった「美観地区」。
美観地区といえば、周りの音を吸い込むかのように佇む倉敷川、その川を結ぶ橋、そして存在そのもので歴史を感じさせる白壁の建物などが有名です。
その一つ一つに正面から向き合い、カメラに収めようとする人の姿をたくさん目にします。

少し視点を変えてみませんか。

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美観地区には小さな路地がいくつもあります。川があるわけでもお店が並んでいるわけでもありません。
しかし、そこには観光地ではない美観地区の姿があります。
現実の世界から一瞬遠ざかるような錯覚。ここではないどこかへの誘(いざな)いを感じさせます。

第1回目の投稿でも取り上げた石造りの橋。その下を流れる倉敷川や青々とした柳、またはその周りに広がる白壁の街並みと一緒に撮る方が多いのではないでしょうか。
こちらの1枚は、その要素を1つも入れずに撮影しました。
それでも撮影場所は「美観地区」だとお分かりになる方が多いと思います。
背景の白い建物、景観を崩さないようにデザインされた街路灯、その一部で十分に存在を感じさせる橋。
これらが醸し出す雰囲気が美観地区にしかない「空気」を作り出しています。

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美観地区がドラマや映画のロケ地として選ばれる理由は、白壁の建物や川、そして橋などがつくり出す唯一無二の景観がそこにあるからだと思います。また、目に見えるそれらだけではなく、そこにある「空気」そのものでさえ、たとえカメラを通しても失われることなく、見ている人に伝わるものがあるからではないでしょうか。 

美観地区にある様々なお店の中から2つのお店をご紹介します。
まず1つ目は、倉敷ガラス倉敷いぐさ、和小物やアクセサリーとどこから見たらいいのか分からないくらい雑貨が並ぶお店。
その中でもマスキングテープの種類の多さには心ときめきます。
嬉しいのは、店員さんに声をかければ店内撮影OKなこと!!

カラフルでポップな印象のマスキングテープをあえて落ち着いた印象になるよう撮影しました。
カメラの設定をゆっくり考えながら撮影できるおかげで、色々と試すことができます。

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2つ目はお煎餅の店です。
テイクアウトもできるので、
食べながら歴史ある街並みを歩くもよし、川沿いに座って休憩しながらかじるもよし、なのです。

旅の思い出にその時に食べたものを写すのは定番です。
こんな風に撮ってみるのはどうでしょうか。
食べ物そのものだけではなく、そこから見える場所を背景にします。
一石二鳥ですね!!

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美観地区からほど近い場所にある「倉敷芸文館」。
ホール、シアター室、会議室、和室と様々な部屋を備えている建物で、用途に合わせて使えるようになっています。また、アーティストを招いてのコンサートや演劇、講演会といった芸術を鑑賞できる場所でもあります。
つまりここは、地元の人が何かしら目的を持って足を運ぶ場所ということで、カメラを片手に訪れる人は少ないのではないか、と思います。
そして、この建物がある広場ではこんなアートな1枚を撮ることができます。

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何気なく通り過ぎてしまえばただの煉瓦の壁ではありますが、少しのひらめきでとっておきの1枚になります。
芸文館以外に、市役所内には煉瓦をアーチ状に配した場所があります。

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また、市役所の庁舎や市民会館など公共の施設でありながら個性的な外観をもつ建物もあります。
倉敷はレトロなイメージを持たれやすいです。それは、先ほどご紹介した観光地として有名な美観地区に歴史的建造物が多く、その影響を多大に受けるからだと思います。
しかし、見る角度を少し変えるとたちまち現代アートとしての表情ものぞかせます。

倉敷市中心部から南へ行くと「児島」という地区があります。
国産ジーンズ発祥の地ということからジーンズストリートがあり、繊維のまちとして有名です。
ジーンズ発祥の地であることは全国的にも知られていますが、実は「いちご大福」発祥の地の1つとも言われています。(その他にも諸説あります)
児島駅前の大通りを一本脇へ入った所に、いちご大福の店があります。
ショーケースに並ぶのは、いちご大福だけではありません。バナナ、ブルーベリー、キウイ、マスカット…etc.etc.
と様々なフルーツ大福がこちらを見上げています。なんといちご大福は餡の種類が8種類もあるのです

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「中のクリームの色がうっすらと透けていて、可愛らしさの中に色っぽさを感じます。
大福を手にとった時のやわらかな弾力が想像できて思わず手が伸びそうになります。

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こちらはいちご大福をあえて、柄のある紙ナプキン、デザインのある小皿の上に置いて和菓子としてではなく可愛い「モノ」として捉えました。

デニムや繊維産業のイメージが強い児島ですが、甘くて可愛らしい一面も持っています。
ぜひツンデレな「児島」に会いにきてください。     

カメラ女子の「目」で見た倉敷、いかがでしたでしょうか。

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あなたの「目」にしか映せない倉敷を見つけに来てください。

 

あの ゆみこ
倉敷まちや倶楽部 女子カメラ部

愛機 : OLYMPUS PEN Mini E-PM1
カメラは様々な世界へと続く扉の『鍵』。
今日はその扉の向こうにどんな景色を見せてくれるのか、
問うようにシャッターを切る。

ひらた そのえ
倉敷まちや倶楽部 女子カメラ部

愛機 : Canon60D
その時に『綺麗』『かわいい』と心動かされた瞬間を切り取りたい。

倉敷まちや倶楽部女子カメラ部Facebook:
www.facebook.com/machiyacamera

20代~40代のカメラ女子サークル。
メンバーのスキルアップと交流を活動の中心とし、地元の良さを写真でPRする活動を展開中。
”これから女子”へのワークショップ「はじめてふぉと」も開始。

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