16.07.2016

モルディブへの写真旅行

16.07.2016

モルディブへの写真旅行

私は今までモルディブを写真撮影の目的地として考えたことはありませんでした。200平方メートルの島で何を撮影できるのでしょうか?
そして、まさしくこれがこの遠く離れた環状サンゴ礁を旅することを決めた理由でした。都市の喧噪や夜明けのモーニングコール、完璧なサンセットを撮影するためだけに費やす待ち時間とその後の編集 - こういった日常の事々から遠ざかり、休暇を取るつもりでした。
少なくとも当初はそう思っていました。ところが、完全なくつろぎのために取得しようと思っていた休日は、撮影旅行に変わってしまったのです。たったの6日間に私は70GB分の写真を3つのリゾートで撮影し、飛行機に8回、水上飛行機に2回、ボートに4回乗りました。
6日間も砂浜でひたすら日焼けするよりよっぽどいいと思いませんか?

モルディブはリラクゼーションのためのパラダイスとして知られていますが、写真家のパラダイスだともいえるでしょう。事実、この小さな島々には様々なジャンルの写真に適した被写体が無数にありました。 この旅行の間、私は自分自身をテストしてみることにしてみました。典型的な「海、砂浜、パームツリー」をこえた写真を撮影するチャレンジを自分自身に課してみることにしたのです。

そんな思いをめぐらせてるうちに、私が遭遇したサンセットは、通常モルディブを連想させるサンセットとはかなり違うものでした。
厚い雲が空を完全に覆い、下降しつつある太陽を隠したために、太陽が水平線に沈む写真を撮ることができませんでした。そこで私はブルーアワーを待つことにしました。
よくあることですが、待つということを知っているだけで大きな違いがうまれることがあります。

Alessandro Carpentiero 01 - アウトリガー日の入

この撮影では、On Water Villas リゾートの静穏さと怪しい雲行きの空の対比を表現しようとしました。完全にフラットな海面を撮影するために、NDフィルターを使い、25秒のシャッタースピードで撮影をしました。 このような遅いシャッタースピードには三脚が必要です。この場合、私はManfrotto befree カーボンファイバー三脚を使用しました。これはカーボンファイバーが微振動を吸収することができ、アルミニウムより優れているためです。(私が立っていた木製の橋の上では微振動が感じられました)それに加えてこの三脚は軽量でコンパクトなために、島を旅行する上でとても便利でした。90%の湿気と30°C の温度下では、持っている機材の重量がひしひしと感じられます。

雨が降った夜の翌朝、これが私の部屋から見えた景色でした。

Alessandro Carpentiero 02 - モルディブの朝

完璧な静寂感でした。沈黙は時折小さな波が支柱にあたって砕ける音に破られました。
このような状況では、何の助けも要りません。ただシャッターをきるだけです。 水の色と透明度を高めるには偏光フィルターの使用を試してみることがおすすめです。

自然の最もシンプルで純粋な美を撮影するだけではなく、すばらしいヴィラのインテリアも撮影しました。 モルディブの全てのリゾートは私が撮影で訪れたことがある他のどこの場所よりも完璧さ、贅沢さ、高級感を追究しています。
このショットは、Outrigger Konotta Resortのプレジデンシャルスウィートのリビングルームを撮影したものです。600平方メートルの部屋が1泊6000ドルです。

Alessandro Carpentiero 03 - アウトリガープレジデンシャルスウィート

私の作品をご存じの方なら、私が空中写真の大ファンであることを知っているでしょう。 上から撮影すると全てが変わります:視点、光、次元的関係が拡大し、新しい写真の次元を発見します。
ご覧の通り、モルディブは空中写真でも極上です。

Alessandro Carpentiero 04 -コノッタ島モルディブドローン

この撮影ではサンゴ礁の上にあるコノット島全体とそれを取り囲むビッグブルーを鑑賞することができます。
海上の大きなヴィラが見えましたか? これが先ほど紹介したプレジデンシャルスウィートです。

Mudhdoo島を500kmほど北に行ったところでまたサンセットを撮影しましたが、今度はリゾートの建築物と純粋な風景の調和を組み合わせた写真になりました。 模索している間に私はDusit Thani Resortのインフィニティプールにより作られたラインに気がつき、これを私が考えていたショットに使うことにしました。
今回も日の入の瞬間は水平線にある雲に隠されましたが、この直後に空は青とピンクがかった色になり、真にマジカルな効果となりました。

オリンパスデジタルカメラ

この効果を出すために私は105sの露出時間を使用し、カメラをManfrotto 055 XPROBの上に設定しました。その高さからこの三脚を選びました。

モルディブの美の撮影は強烈で実りのある最も忘れがたい体験になりました。
最初に考えていたくつろぎの1週間ではなく、もっともっと充実した日々となったのです。

Alessandro Carpentiero 06 -モルディブでのドリンクでリラックス

使用された製品: Manfrotto 055 XPROB、 Manfrotto BeFree Carbon

Alessandro Carpentiero

Alessandro Carpentiero は旅行と建築を専門とするフォトグラファーです。
デザイナーとして働くかたわらInstagramで写真を共有したことがきっかけで人気が急上昇し、国際的な有名ブランドとコラボレーションを図るようになりました。 現在彼はフルタイムのフォトグラファーとして世界中を旅行し、美しい自然や有名ホテルおよびリゾートを撮影しています。

www.alessandrocarpentiero.com
http://instagram.com/alessandro_carpentiero
https://www.facebook.com/alessandro.carpentiero

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