18.07.2016

ビギナー向けストリートフォトグラフィーのヒント

18.07.2016

ビギナー向けストリートフォトグラフィーのヒント

私が海外を旅行した時、初めてストリートフォトグラファーになった時を今でも思い出します。私はファッションウィークのためにニューヨークにいました。興奮と恐怖が入り混じっていました。 このキャリアを始めるには機材だけではなく、かなりの経験と練習が必要とされます。 ストリートフォトグラフィーの目的は日々の路上の生活をドキュメントすることですが、写真にオリジナル性と独自性を盛り込むことができれば、その作品の価値が高まります。 感情や人間性に焦点を当て、その人物のキャラクターを作品のなかで捉えなければなりません。 人々に対する独自の観点を表現することで存在感を際立たせることができるのです。

MelanieGalea aka theStreetMuse_1

このような撮影の練習を始めるする良い方法は、テーマを決めて都市生活のなかの日常生活や物事を表現する撮影を何枚もおこなうプロジェクトとして撮影してみることです。

可能な限り、撮影する前に撮影許可を取るようにしてください。こうすれば焦点を合わせることができ、クローズアップの写真を撮ることができます。

MelanieGalea aka theStreetMuse_2

他のジャンルのフォトグラフィーと比較すると、このアプローチはよりシンプルです。また撮影後の編集作業もできるだけシンプルにしてあまり操作しないことをお薦めします。

最終的にはシンプルで盗み撮りをしたような印象を与える写真にします。街を歩いている人々を撮影するのには、時間とタイミングがキーです。適切な瞬間が訪れたら迷わずシャッターを切る準備をしてください。

MelanieGalea aka theStreetMuse_3

撮影の決定的な瞬間は、顔の表情かもしれませんし、その人物の行動や動きかもしれません。ストリートフォトグラフィーにとって、人物はそのハートであり、街の魂です。これがストリートフォトを興味深くするのです。 人々にフレンドリーに微笑みかけて近付きましょう。名刺を渡せば、あなたが写真の専門家であるとわかってもらえるでしょう。

カメラに関しては、ほとんどの人が迅速に焦点を合わせることができて、暗い場所でもある程度良い画像を得られるDSLRを好みますが、もっと実用的で小型なカメラを使いたいならミラーレスカメラを選択することが可能です。ただし、レンズの交換はできません。 固定の焦点距離のために被写体に近付くために移動しなければならず、足がズームの役目を果たすことになります。 私にとって理想的な焦点距離は35mmですが、28mmや50mmも使用できます。

MelanieGalea aka theStreetMuse_4

設定は使える光の量にもよりますが、アクションを捉えるのに十分な速さのシャッタースピードと背景を完全にぼやかさない絞り値が必要です。

被写体を取り巻くシーンはとても重要です。そのシーンが被写体にキャラクターと興味深い詳細を与えるからです。

そして優れた結果を得るために最も重要なことは、自分のしていることに情熱を持ち、愛することです。これは写真を通しても伝わることであり、新しい実験を試し、人々やトレンドを捉える新しい方法を発見し続ける原動力になります。人々はあなたのソーシャルメディアアカウントやブログに引き寄せられるようになり、私に起こったように夢の仕事を得るきっかけになることでしょう。

MelanieGalea aka theStreetMuse_5

MELANIE GALEA 、イタリアを本拠にするフォトグラファー兼クリエィティブタレントとファッショントレンドセッター。 Facebook、Twitter、 Instagram で彼女をフォローし、www.thestreetmuse.itでブログをお読みください。

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